こんにちは。和美リズです。
先日、日本画を観にサントリー美術館へ行ってきました。
音のない気迫、迷いを感じさせない潔い筆跡。
日本画は、「描く」よりも「在る」ということの本質に触れているように思います。うつろいゆく季節も、人の心も、留めようとせず、ただあるがままに受け入れる。その姿勢に、抗わずに生きるという美学を感じます。美とは、飾ることではなく、潔くあること。潔さは、最も静かで、最も強い美しさです。見る者の内側にそっと問いを投げかけてくる日本画の深遠なる魅力に、惹きつけられずにはいられません。
和美リズ